【就活】大手で働くメリット/デメリット | 大手からベンチャー企業への転職者が語る

就活
C大学Nさん
C大学Nさん

周りは大手企業を勧めてくるけど、大企業の良いところって何だろう?

デメリットはないのかな?

レオン
レオン

とりあえず大手を勧めてくる人は多いですよね。

改めて、大手で働くメリットとデメリットについて説明します。

大手で働くメリット5つ

大手で働くメリット5つとは、

①福利厚生がしっかりしている

②研修が充実している

③ブランド力がつく

④仕事の流れを体系的に学べる

⑤優秀な人材が多い

福利厚生がしっかりしている

大手は福利厚生が良いと言われています。

年金制度や退職金制度に加えて、社宅や家賃補助、優待券の配布などのプライベートを充実させる制度がある会社も多いです。

私が在籍していた三菱UFJ銀行では、指定の資格を取得している社員には期間限定で4ヶ月に1度、10万円が支給されるという制度もありました※。

福利厚生の利用によって、年収にプラスして数百万円分の恩恵を受けることができます

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/05800/

研修が充実している

大手は研修が充実しています。

社会人の基本スキルからマーケティング・プログラミングなど専門分野の研修もある為、様々な知識とスキルを身につけることができます。

ベンチャー企業や中小企業では、研修がないところも多く、独学で学ぶことになります。

社会人としての基礎スキルを固めたいという方は大企業をおすすめします。

ブランド力がつく

大手は安定性が高いので、社会的ブランド力があります。

業務面では、顧客からの信頼を得やすく営業がしやすかったり商談がうまくいく確率が高かったりします。

プライベート面では、クレジットカードや住宅ローン・賃貸の審査が通りやすくなり、生活しやすい環境を作ることができます。

また、一度大手で働いていたというブランド力がつくと、転職活動が有利になったり、独立後の営業がしやすくなったりもします

仕事の流れを体系的に学べる

大企業は体制がしっかりしているので、業務の流れを体系的に経験することができます。

新卒であれば、例えば、営業の基礎から応用までをアドバイザーの先輩から実際に学ぶことができますし、ノウハウや知識もマニュアルなどで残されていることが多い為、業務全体の流れを掴みやすいです

ベンチャーや中小企業では、自分で考えて独学で身につける必要があり、非効率であることが多いです。

優秀な人材が多い

大手は選考の倍率が高い為、比較的優秀な人材が集まりやすいです。

優秀な人と働くことは学びになることも多く、自分も負けてられないと刺激を受ける環境でもあります。

優秀な人材が多いということは、出世競争が厳しいということでもありますが、その分やりがいがあります。

ただ、優秀な人材が多いと言っても、ピンキリであり、怠けてばかりの人や窓際族と言われる方達もいますので、そこは認識しといて下さい。

大手で働くデメリット5つ

大企業で働くデメリット5つとは、

①出世競争が激しい

②経験する業務範囲が狭い

③業務のスピード感がない

④経営陣との距離が遠い

⑤転勤・異動が頻繁にある

出世競争が激しい

大手は人数が多く、出世競争が激しいです。

出世し続ける人は同期の中で数%であり、ほとんどの人が出世できなくなるタイミングがいつかきます。

モチベーションを保ち続けるのが難しいと感じる人が多く、モチベーション低下により窓際族になりダラダラと人生を過ごすことになったり、精神的に追い込まれて鬱になってしまう人もいます。

出世競争に勝ち続ける自信がある人、もしくは働く喜びを感じ辛い状況でも最低限の安定した生活ができれば良いやと思う人であれば大企業を選んでください。

経験する業務範囲が狭い

実は、大手は経験できる業務範囲が狭いんです。

良くも悪くも組織ごとに業務が細分化されており、一人一人が請け負う範囲が限られています。

例えば、システム部門であれば、顧客と要件をつめたり、プロジェクトを管理したりする上流を担当する人だったり、開発・テストを担当する下流の人といったように業務を細かく分けて担当させます。

その為、身に付くスキルも限定的であり、市場価値が低くなりがちなのです。

業務のスピード感がない

大手は手続きが多く、モノによっては上司→審査部門→経営陣と承認を得なければ実行できないこともあります。

自分がやりたいことや実現したいことがあってもすぐに行動できないことも多く、スピード感がないと感じることが多々あります。

私の経験談では、システムにクラウドを導入したいという話がありましたが、本部がリスクを取りたくないとゴネたり、経営陣への説明に時間がかかったりなどで実現するのに数年かかったということがありました。

スピード感を持って、色んなことにチャレンジしたい人にとっては窮屈に感じてしまいますので要注意です。

経営陣との距離が遠い

大手では経営陣と話す機会はほぼありません。

自分が経営目線を持って、会社を変えていきたいと考えても実現するのは難しいです。

自分が影響を与えられる範囲は所属する部署やチーム内が限界であり、自分の考えを会社全体に反映するのは、よっぽどの熱意を持った行動をしなければできません。

転勤・異動が頻繁にある

大手は中小企業やベンチャー企業と比べて、意図しないタイミングでの転勤や異動が多いです。

企業によってですが、国内だけでなくグローバルに拠点を持っており、どこに行くか分からなかったり、ローテーションとして2,3年で異動がある企業もありますので、入社前によく調べるようにしてください。

まとめ

大手で働くメリットとデメリットは以下になります。

【大手で働くメリット】

①福利厚生がしっかりしている

②研修が充実している

③ブランド力がつく

④仕事の流れを体系的に学べる

⑤優秀な人材が多い

【大手で働くデメリット】

①出世競争が激しい

②経験する業務範囲が狭い

③業務のスピード感がない

④経営陣との距離が遠い

⑤転勤・異動が頻繁にある

一概にも大手が良いだとかベンチャー企業が良いということはありません。

結局は自分が何を大事にしたいか、何をしたいのかによって、就職・転職する先を決めてみてください。

少しでも参考になれば嬉しいです。

SNS

・Twitter→就活・転活のことや企業で活躍する人の特徴などを発信していきます。お気軽に声をかけて頂けると嬉しいです。

フォローお願いします!→banker_tenshoku

コメント