就活で有利になる資格ってなんだろう?
おすすめの資格があれば教えて下さい!
就活では資格を持っていると有利になります。
今回は就活で有利になる資格と面接でのアピール方法を伝授します。
就活におすすめの資格とは?
ITパスポート
ITパスポートは経済産業省認定の国家資格です。
情報処理分野の中でも比較的取得しやすく、受験費用も5,700円と他の資格と比べても受験しやすい資格となっています。
近年はどの企業でもITに注目しており、ITの基礎知識を身につけることができるので、会社によっては社内研修に取り入れているところもあります。
就職の前に取得すべき資格の一つです。
ITパスポートの合格基準
ITパスポートの合格基準は以下の通りです。
総合評価点600点以上、かつ分野別評価のいずれも300点以上の取得が必要です。
合格基準 | ・総合評価点 600点以上(1,000点満点) ・分野別評価点 ストラテジ系 300点以上(1,000点満点) マネジメント系 300点以上(1,000点満点) テクノロジ系 300点以上(1,000点満点) ※分野別評価のいずれかが300点未満の場合は不合格 |
ITパスポートの勉強方法
ITパスポートは試験対策用の無料学習サイト・アプリが充実しています。
サイトやアプリは携帯でも利用可能なので、通勤や通学時にも学習できますので、隙間時間で勉強が可能です。
効率的に勉強を進めたい人はとにかく過去問をやりまくって下さい。過去問10年分を2周すれば十分です。
参考書は自分にあったものを見つけてもらえれば良いですが、おすすめの参考書は以下となります。
栢木先生の本はどれも非常に分かりやすいもので人気がある参考書となっています。
ITパスポート試験の概要
申し込み受付期間 | 試験の3ヶ月前から前日まで可能 |
試験日 | 全国の試験会場で、CBT(Computer Based Testing)方式により随時実施 |
試験会場 | 全国47都道府県に会場あり |
試験時間 | 120分 |
出題数 | 100問 |
受験資格 | なし |
受験料 | 5,700円(税込) |
TOEIC
TOEICはビジネスにおける英語のコミュニケーションスキルを検定する為の試験です。
近年は英語のスキルは必須になりつつあり、楽天では、800点以上で給与アップという条件があったりもします。
また、企業によっては入社前に受験を義務付けている企業もありますので、時間がある内に一度受験しておくことをおすすめします。
TOEICの平均スコアは2021年11月で595点となっています。
スコア650点以下の場合は、就活の履歴書には記載しない方が良いでしょう。
TOEICの勉強方法
TOEICは出題方法がある程度決まっています。
単語力などの基礎知識を高めるのも大事ですが、TOEICならではのコツがあります。
筆者も初めて受験した時は300点程度でしたが、1ヶ月間会社で用意された外部研修を受けた後に650点までスコアアップすることができました。
過去問をやるなど、独学で勉強するのも良いですが、一番効率が良いのは外部のサービスを受け、プロからTOEIC対策に絞ったスコアアップの指導を受けることです。
以下にTOEICスコアアップを目的としたサービスをご紹介しますので、ぜひ活用して下さい。
TOEICの試験概要
試験時間 | ・総試験時間 200問(120分) ・リスニングセクション 100問(45分) ・リーディングセクション 100問(75分) |
開始時期 | 年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月) |
開催場所 | 全国約80都市で実施 |
受験料 | 6,490円(税込) ※インターネットで受験申込すると、1年後のテストが5,840円(税込)の割引価格で受験できる |
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
MOS資格とはマイクロソフト社が提供する製品のスキルを証明する資格です。
例えば、ExcelやWordやパワーポイントなどがあります。
企業で働く上でパソコンのスキルは必須となっており、ExcelやWordが使えることを面接でアピールできると内定にグッと近づきます。
どの資格も受験料が1万円以上と高めに設定されている為、事前にしっかり勉強した上で受験して下さい。
MOSの勉強方法
MOSにはバージョンとレベルの種類があります。
現時点でバージョンは各製品毎に2013年、2016年、2019年※と3種類ありますが、難易度はそこまで変わりませんので、指定がない場合は、最新版を受験すれば問題ないでしょう。
※Accessは2013年、2016年のみ
レベルは、「スペシャリスト」と「エキスパート」の2種類あります。
スペシャリストは合格率80%、エキスパートで60%となっており、独学でも十分合格が可能です。
勉強方法ですが、マイクロソフト社が提供している教材があり、その教材を一通り勉強すれば、問題なく合格できます。
以下に教材の一部をご紹介しますので、ぜひ活用して下さい。
勉強時間ですが、エキスパートを受験する場合、日頃からマイクロ製品を利用している人であれば約40時間ほどで合格できます。
初学者の人は多く見積もって倍の80時間ほどかかりますので、勉強期間は長めに設定するのが良いでしょう。
試験科目一覧
試験価格一覧
日商簿記
日商簿記は日本商工会議所が主催しており、企業の経営成績と財政状態を明らかにする技能試験です。
貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を扱います。
経理などの財務関係を扱う職種で利用ができ、金融業界では取得が必須の資格となっています。
お金の動きを身につけることができプライベートでも活用できる為、近年人気の高い資格となっています。
資格のレベルは1級から3級まであり、初学者は3級を受験することをおすすめします。
日商簿記の勉強方法
日商簿記3級は初学者の場合、100時間ほどの勉強時間が必要と言われており、余裕を持ったスケジュールをたてるようにして下さい。
3級は基本的に独学で取得可能です。
1.参考書を読み込む
2.過去問を解く
3.間違いた点を参考書で調べる
の基本的なステップを繰り返して勉強するようにしましょう。
おすすめの参考書と問題集は以下です。
面接でのアピール方法を伝授
資格をなぜ取得したのか伝える
面接では、なぜこの資格を取得したのか聞かれることがあります。
その際に「なんとなく取得した」「大学で必要と言われたから」など曖昧な答えにならないようにしましょう。
本来、資格はエントリーシートに記載するために取得するものではありません。
働く中で資格取得で身についた知識、スキルを活かすことで会社に貢献する為、ということを忘れないようにしましょう。
資格取得で身についた知識・スキルをどう活かすか伝える
持っている資格を働く中でどのように活用していくかを面接官は気にしています。
例えば、MOSであれば、「マイクロオフィス製品を活用してデータ整理や分析に活用できる」やTOEICであれば「ビジネスで活用できるくらいの英会話スキルがあるので、海外での赴任も可能」などです。
志望する企業、職種に合わせて、取得した資格をどう活かしていくのかアピールすることが重要です。
まとめ
就活でおすすめの資格とは?
・ITパスポート
・TOEIC
・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
・日商簿記
資格取得は確かに就活でアピールポイントになりますが、資格を持っているからと言って、内定をもらえるわけではありません。
根本的なことは「入社後に活躍できるか」ということです。
資格を取得してどう活かすかというところまで考えておくと良いでしょう。
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