ずっと務めていた会社で昇給と昇格ができた時は嬉しいですよね!
でも、反対に昇給・昇格がなかった場合、精神的に辛いですよね。。
今回はそんな不安に押しつぶされそうになった筆者が安定を捨てて転職にチャレンジした体験談を話します。
昇給・昇格の違いは?
まずはそもそも昇給と昇格の違いについて説明します。
◇昇給
昇給とは基本給の増額です。昇給の機会は基本的に以下が主流となります。
①ベア(ベースアップ)
ベアとは社員全員の基本給が一律に上がることを言います。
労働組合が会社側と交渉した上で決定することが多いです。
②定期昇給
定期昇給とは、1年に1回など定期的なタイミングで社員の勤続年数や貢献度合いに応じて基本給をあげることを言います。
勤続年数1年ごとに1,000円アップなどが該当します。
③臨時昇給
臨時昇給とは、企業の業績が良い時などに臨時で従業員の基本給を増額することを言います。
基本給の増額なので、臨時ボーナスとは異なります。
◇昇格
昇格とは、会社内で自分の階級が上がることを指します。
昇格の基準は会社ごとに定められており、試験やノルマ達成、上司からの評価などによって決定します。
一般的には昇格した場合、昇給も伴うことが多いです。
昇格によって任される業務の範囲も変わる為、異動や転勤が伴う企業もあります。
昇給と昇格に悩んだ銀行員の話
私は新卒で三菱UFJ銀行に入社し約6年務めました。
銀行には昇給と昇格のタイミングが定期的にあります。
昇給は1年に1度、勤続年数によって昇給額を決定します。
4年目までは1年に約3万円〜4万円の基本給増額がありました。
しかし、5年目になると1年に+1,000円の基本給増額となりました。
少なすぎ、、、。これが本音でした。
6年目まで、基本給の増額は同期内でほぼ差が出ないのですが、ここまで低いとは想定しておりませんでした。
銀行では7年目に一斉昇格のタイミングがあります。
支店人員では支店長代理、本部人員では調査役と呼ばれる役職に昇格します。
噂では同期の中で約3割〜4割が昇格できるみたいです。
昇格できた場合、年収は1,000万円近くになると言われています。
昇格には定められた資格の取得と上司の推薦が必要となります。
上司の推薦が必要ということは上司からの評価が良くないと昇格できないのです。
昇格のために上司の顔色を伺い、ゴマスリをする。。今回昇格できたとしても、定年退職までの数十年、上司の機嫌取りをしつづけないといけない。。
これが銀行員生活の未来かと気づいてから、自分の人生がこのままで良いのかと悩む日々が続きました。
「いや、上司の顔を伺い続けるような働き方は嫌だ!」
昇給・昇格の不安から逃れる為のキャリア選択
上司の顔色を伺うことはせずに自分のやりたいことで生きていく手段はあるのか、、と考えました。
自分で稼げるようになればいいのか!
起業・フリーランスなど、自分で稼ぐ方法はいくらでもあります。
ただ、スキルもなければ、知識もない。。
本やYouTubeで調べていく内に実業家やフリーランスになる方の多くはベンチャー起業を経験している方が多いと気づきました。
ベンチャーは従業員一人一人が経営目線で働いており、個々のスキルも非常に高いという特徴があります。
まずはベンチャー企業に務めた上で自分ができることを模索していこうと決断し、ITベンチャーへの転職を決意しました。
最後に
今回の話は筆者の経験談です。
2022年1月現在、ITベンチャーで働きながらスキルと経験を積み重ねています。
日々刺激的で大変だと感じる時もありますが、転職という決断をしたことに全く後悔はありません。
むしろ、自分のやりたいことが見つかり毎日ワクワクしながら仕事をしています!
現在は転職することが普通になりかけており、副業も国から推奨されるほど始めやすい環境になりました。
自分が会社や上司に依存しない働き方を選べる時代になったのです。
一般的に言われている安定だとか、お金が良いからという言葉に惑わされず、自分が本当にやりたいことに向かってチャレンジすることをオススメします。
転職に関するオススメの本
○転職の思考法(マンガ版)
「転職活動における不安や焦りに「答え」をだす」を誰でも読みやすいストーリー形式で説明している。このまま今の会社で良いのかと悩んでいる人はぜひ読んで欲しい1冊。
○転職と副業のかけ算
筆者の人生経験を元に自分の市場価値と生涯年収の増やし方について説明している1冊。
理想の生活を手に入れる為にどんなキャリアを積んでいくのが良いのか分かるので、転職を考えている人も転職はまだ考えていないけどなんとなく今の会社に不安を持っている人も一度読んで欲しい。
SNS
・Twitter→就活・転活のことや企業で活躍する人の特徴などを発信していきます。お気軽に声をかけて頂けると嬉しいです。
フォローお願いします!→banker_tenshoku
コメント