円満退職、退社するためのコツとは? | 円満退職できなくても問題なし

転職
IT企業に勤めるIさん
IT企業に勤めるIさん

転職が決まったのですが、退職を言い出しづらく困っています。

円満退職する為のコツがあれば教えて頂きたいです。

レオン
レオン

退職の申し出は言いづらいですよね。

私も退職の申し出をする際は非常に緊張しました。

今回は私の経験から円満退職をするためのコツについて説明します。

円満退職、退社するためのコツとは?

退職を切り出すタイミングとは

円満に退職する為には退職を切り出すタイミングも考えなくてはなりません。

就業規則を確認する

まずは、会社の就業規則を確認しましょう

法律上では退職する2週間前までに企業へ申し出を行うとありますが、各企業ごとに就業規則で退職の申し出をする時期が記載されています。

就業規則を守らなければ退職できないというわけではありませんが、規則は引継ぎ期間などを考慮して決められているので会社側に迷惑をかけてしまう可能性があります。

企業の就業規則で定められている期間内に退職の申し出をしましょう。

内定確定後、翌日に申し出るのがオススメ

筆者のおすすめのタイミングは内定確定後の翌日です。

会社側としては退職に伴い、タスクや人員の整理が必要となります。

その為、なるべく早い時期に退職する旨を伝えるのがベストです。

詳しくは以下で説明していますので、ご参考ください。

退職の申し出を誰に伝えるか

退職の申し出は最初に直属の上司へ伝えることをおすすめします。

直属の上司を通さず、別の人に退職の申し出をしてしまうと上司の管理ができていないと判断され評価が落ちてしまうのです。

また、退職によるタスクや人員整理を行うのは直属の上司であり、なるべく早く知りたいはずです。

円満退職のコツ3つ

退職理由はポジティブに

退職するということは大・小はあるものの現職にネガティブ要素(「人間関係が悪化した」「待遇が悪い」など)があるはずです。

ただ、退職理由をネガティブにしてしまうと、残された人にとって良い気はしません

退職理由はネガティブを避け、ポジティブな理由にしましょう。

以下がポジティブな退職理由の例です。

◇ポジティブな退職理由の例

・新しい環境、業務にチャレンジしたくなったから

・自身のステップアップのため

・起業、フリーランスに挑戦してみたくなったから

・結婚し主婦(主夫)に専念するため

退職の意思を強く持つ

退職の申し出をする際は強い意思を持って伝えるようにしましょう。

「待遇を良くするから」「希望の部署へ異動させるから」など、引き留めにあうこともありますが、「気持ちが変わることはありません」と強く伝えるようにしましょう。

一度退職の申し出をすると、退職しそうな人とレッテルを貼られ昇格がしにくくなったり、周りから冷たい目で見られる可能性が大きいです。

つまり退職の申し出をした後に考えを改めて、会社に残るというのは自分の立場を悪くするだけなのです。

退職する決意をしたのであれば、強い意思を持つようにしましょう。

申し出の前に周りにそれとなく伝えとく

これは少しテクニカルですが、退職の申し出の前(転職活動中から)にそれとなく退職しそうという雰囲気を出しとくのです

例えば、上司や周りの人との雑談の中で「そろそろ新しいことにチャレンジしたい」とそれとなく伝えてみたり、経験をつませたいなどの理由で自分の仕事を他人に引き継いだりすると、周りはそれとなく気づきはじめます。

退職の申し出時には、「辞めると思ってたよ」とあまりびっくりされることがなく、スムーズに退職まで進めることができるのです。

円満退職できなくても問題なし?!

最後にこれまでの話を無しにするようなことですが、円満退職できなくてもそこまで問題はありません

結局仕事上の付き合いは仕事上のみの関係なのです。

人間関係が悪化しようが、申し出〜退職までの数ヶ月の話であり、数年後にはあんなこともあったなと思える出来事になります。

何よりも自分が歩む人生を最優先してください。

円満退職できないかもとか、自分が辞めたら周りが困るなどの理由で自分の挑戦を無しにしてしまうのは人生の中ではマイナスにしかなりません。

自分の人生がプラスになることだけを考えていきましょう。

まとめ

◇退職を切り出すタイミングとは

・会社の就業規則に記載あり

・内定確定後、翌日に申し出るのがオススメ

・退職の申し出は直属の上司に伝える

◇円満退職のコツ

・退職理由はポジティブに

・退職の意思を強く持つ

・申し出の前にそれとなく周りに伝えとく

円満退職の為に気をつかうことは非常に大切です。

ただ、円満退職できなかったとしてもそこまで問題ではありません。

自分がやることをやったのであれば、それはしょうがないと割り切って自分の人生を優先するようにしましょう。

少しでもこの記事が誰かの参考になれば嬉しいです。

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