就活の時期が近くなると周りの友達はインターンシップに参加し始め、何もしていない自分に焦ってしまいます。インターンシップのことについて教えてほしいです。
就活で周りに流されて焦ってしまうのは危険です!インターンシップには参加するメリットとデメリットがあり、理解した上で参加しないと本選考が不利になってしまうこともありますので、要注意です。この記事ではインターンシップのメリットとデメリットについて分析し説明します。
インターンシップに参加するメリットとデメリットは何?
インターンシップとは?
そもそもインターンシップとは何かについて説明します。
インターンシップとは、学生が興味のある会社で実際に働いたり、訪問することで働いている環境を実際に経験することを言います。
インターンシップには1日のみの短期間のものや数週間〜数年までの長期間のものもあります。
春休みや夏休みを利用して参加することが一般的です。
企業がインターンシップを開催する目的は?
学生に業務内容や会社の雰囲気を知ってもらいたい為
企業としてはインターンシップを通して実際に業務を経験してもらうことで具体的に働くイメージをつけてもらうことや会社の従業員と接することで会社全体の雰囲気を感じてもらいたいという目的があります。
入社後にイメージと違ったという理由で退職してしまうことも多くあり、イメージとの差異をなくすことで早期退職を防ぎたいのです。
優秀な人材をいち早く見つける為
実は企業はインターンシップを通して優秀な人材を探しています。
優秀な人材を見つけ、早期選考に案内したり、インターンシップ終了後に呼び出して内定をあげるということもあります。
インターンシップでの面接や実際の業務をこなす姿を評価しているのです。
学生がインターンシップに参加するメリットは?
会社の雰囲気や具体的な業務内容がわかる
学生がインターンシップを通して会社の雰囲気や業務を体験することができます。
営業などの分かりやすい職種以外のSEや本部の部署などのイメージしにくい職種も体験することができるのでより自分の視野を広げることができます。
また、社会人と話す機会が多くなることで社会人としてのビジネスマナーの基礎も学ぶことができます。
特に社会人としての言葉遣いを学ぶことができるので、本選考時に有利となります。
企業研究、業界研究ができる
実際に働くことでHPや就活の本などでは分からない部分の企業研究と業界研究をすることができます。
志望動機に深みをつける為には企業・業界の比較が必要であり、実際に働いたことがあるという経験は面接で非常に使える根拠となります。
詳しくは以下をご参考ください。
大学によっては単位取得になる
インターンシップ参加で単位取得となる大学もあるみたいです。
特に専門性が高い学科では、資格取得の為に実習が必要となる場合があり、インターンシップがその役割を果たしているのです。
自分が所属する学科の条件を一度調べてみてください。
学生がインターンシップに参加するデメリットは?
時間がなくなる
インターンシップは数時間や半日、まる1日時間が取られるものがあります。
長期間のインターンシップや多くの企業のインターンシップに参加するとなると、時間が多く取られます。
学業やアルバイトとの両立が難しいと感じる学生も多いです。
学業が疎かになってしまうのは、本末転倒です。
闇雲にインターンシップに参加するのではなく、スケジュール管理を意識した上で参加するようにしましょう。
評価が悪くなることがある
これは、インターンシップに参加する1番のデメリットです。
企業側としては、インターンシップを通して学生を評価している企業があります。
というよりほとんどの企業が評価していると言っても良いでしょう。
私が勤めていたメガバンクでもインターンシップを通して早期内定を出す学生を見極めていました。
逆も然りで、インターンシップの面接や実際に働く姿を見て、評価が下がることがあります。
実はこの評価は記録されており、本選考時にも参考資料として面接官に渡されるのです。
最悪の場合、書類選考で落とされてしまうことがあります。
インターンシップに参加するということは評価されていることを自覚して、参加するようにしてください。
楽観的な気持ちで参加したが為に、第一志望の企業に書類選考で落とされてしまうということがないように気をつけてください。
インターンシップには参加しないといけないのか
就活が近くなるとインターンシップに参加する学生が多くなります。
自分も参加しないといけないのかと焦ってしまう学生も多いかと思います。
では、インターンシップには参加しないといけないのか。
結論からすると時間に余裕があるのであれば、参加をオススメします。
インターンシップに参加することで評価をあげ本選考が通りやすくなると言ったメリットがあります。
しかし、デメリットでも記載した通り、とりあえずインターンシップに参加すると本選考の評価が悪くなると言ったこともあるのです。
自分の可能性を潰してしまうのであれば、参加はせずにしっかり準備した上で本選考に臨むようにしましょう。
まとめ
◇企業がインターンシップを開催する目的は?
①学生に業務内容や会社の雰囲気を知ってもらいたい為
②優秀な人材をいち早く見つける為
◇学生がインターンシップに参加するメリットは?
①会社の雰囲気や具体的な業務内容がわかる
②企業研究、業界研究ができる
③大学によっては単位取得になる
◇学生がインターンシップに参加するデメリットは?
①時間がなくなる
②評価が悪くなることがある
◇最後に
インターンシップには時間に余裕があれば参加する
インターンシップには参加するメリットしかないと思われがちですが、実はデメリットもあります。
気軽に参加したことで、自分の可能性を潰してしまうこともありますので、しっかり分析した上で参加を検討してください。
少しでもこの記事があなたの参考になれば嬉しいです。
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