自分の市場価値って何? | どんな会社からも求められる人材になる

仕事
Uさん
Uさん

最近、市場価値ってよく聞くけど、いまいちよく分からないです。

詳しく教えてほしいです!

レオン
レオン

近年、ずっと同じ会社で働くことが重要ではなくなってきています。今は自分の市場価値を知り、高められた人が将来不安もなく生活できるようになるのです。今回は市場価値ってなんなのか?市場価値の高め方について説明します!

自分の市場価値って何?

市場価値とは何か?

そもそも市場価値とは何かについて説明します。

市場価値とは、転職市場から見た自分の価値となります。つまり、転職市場で自分がどの程度求められる人材か、ということです。

この市場価値が高い人材は様々な企業から求められる人材です。決して今働いている会社での評価ではありません。

市場価値を構成する要素3つ

市場価値を構成する要素は3つあります。

市場価値はこの3つの要素の総合で決まるものであり、一つが高ければ良いというわけではないです。

技術スキル

一つ目の要素は技術スキルです。一般的には専門性の高いスキルです。

例えば、プログラミングやマーケティングや会計・税務などです。

技術スキルは資格取得や経験により積み重なるものと言えます。

市場価値を高めるための技術スキルとしては他企業でも即活用できるスキル限定となります。

今働いている会社でしか使えない技術は他企業では求められない技術となりますので、市場価値では意味を為さないものとなります。要注意です。

人間性スキル

人間性スキルが高いというのは、簡単にいうと多くの人に好まれる人のことを指します。

例えば、起業する際に役員や従業員を元々の職場や友人から構成する起業家がいます。

これができる人は人間性が高く、「この人に頼りたい」「この人についていきたい」と思わせる人なのです。

20代では人間性スキルはそれほど重要視されませんが、年齢が重なると非常に重要なスキルとなります。特に40代になると、この人間性スキルを利用して自分の可能性を広げることができ、理想のキャリアを歩むことができます。

業界の生産力

最後の要素は業界の生産力です。

例えば、商社や金融の給料が高く、飲食業界は給与が低いというのはその業界の生産力が低く人件費に多くのお金を消費できないからです。

もっと簡単にいうと利益を多く出せる業界か出せない業界かということです。

市場価値を上げられる業界を見極めるには「既に生産性が高い業界」もしくは「これから伸びるであろう業界」をオススメします。

企業側からすると伸びている業界で培った経験を持つ人材がほしいはずで、そういう貴重なスキルを持つ人材には給与も高く支払われます。

つまり転職市場での価値が高い人材なのです。

自分の市場価値を知る方法とは?

ここまで市場価値とはどのような要素で構成されるかについて説明しました。

次に、自分の市場価値を知る方法について説明します。

自己分析を行う

まずは、自分の経験や経歴の棚卸しをすることをオススメします。

自分の所属する業界・会社・部署について時期ごとに以下を整理しましょう。

身につけたスキルが何か

例えば、営業スキル・プログラミングスキル・ マーケティングスキルなどです。

役職を上がることで得たスキル(マネジメントスキル、管理スキル)業務外で得た資格などもここに加えるようにしましょう。

人との繋がりはあるか、それはどんな繋がりか

自分が所属するコミュニティは何かを整理してください。

会社だけでなく、オンラインサロンや習い事など自分の所属する組織を確認し、その組織の中でどんな立ち位置にいるのか、明確にしましょう。

人から頼られるポジションか、縁の下の力持ちとして組織を支えているのかを認識した上で、その組織の中でどんな目標を立て、どんな成果を出したのか、成果を出す為に工夫したことは何かを整理すると人との繋がりが見えてくるはずです。

所属する業界の分析

最後に業界の分析です。

所属する業界の給与水準は他の業界と比べてどうか、業績は好調なのかを確認します。

これから伸びない業界に所属している場合は、会社の外にでた場合、必要とされないスキルを身につけている場合があります。

このまま同じ業界にいた場合、外部で通用するスキルが身につけられるのかという観点で分析すると良いでしょう。

簡易的な分析方法としては、「会社四季報」での確認があります。

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転職活動をしてみる

一つ目は実際に転職活動をしてみる方法です。

転職活動を進めてみると自分がどの業界やどんな企業からどのポジションでオファーがくるか分かります。

その結果によって、自分の市場価値を図ることができるのです。

転職活動はほとんど無料で行うことができます。

やるだけ損はないので、転職をする気がない人も一度転職エージェントやサイトに登録し、自分の市場価値を調べてみてください。

市場価値を高める方法とは?

最後にこれから市場価値を高める方法について説明します。

今後必要とされるスキルを身につける

市場で今後必要とされるスキルを身につけるように努力しましょう。

例えば、ITスキルです。生産性向上や自動化が注目されている今、ITスキルがどの業界でも必要とされています。

転職し、未経験でスキルを身につけるには、ハードルが高いかと思いますので、以下の方法をオススメします。

資格を取る

資格を取ることでスキルを身につけます。

資格には難易度別にレベルが分けられているものを多く、初学の場合はいきなり難易度が高いものではなく、比較的取得のしやすい資格を狙うと良いでしょう。

オススメの資格については以下で説明していますので、ご参照ください。

※就活にオススメとありますが、社会人となった後でもオススメの資格を紹介しています

スキルを身につけられる部署へ異動する

すぐに実践できるわけではないですが、スキルを身につけられる部署へ異動するというのも一つの手段です。

実は言うと私もITスキルを身につけたく、「営業」から「IT部門」へ異動願いを出し、SEとなった経緯があります。

IT部門では、プログラミングスキルやプロジェクト管理のスキルを身につけることができ、転職にも活かすことができました。

部署を異動するというのは勇気がいることかもしれませんが、思い切って飛び込んでみると新しいスキルを身につけることができます。

ヒューマンスキルを身につける

市場価値の向上にはヒューマンスキルが必要です。

初めに説明した通り、どんな場所でも人に求められ、活躍できる人材が市場では求められるのです。

対人スキルには伝える能力聞く能力が必要となります。

働く上で意識しつつ、周りから求められる人間に近づけるように意識していきましょう。

外部のコミュニティに参加してみる

今はオンラインサロンや勉強会など、外部のコミュニティが多く存在します。

外部のコミュニティでは様々な業界や会社に所属する人に出会える為、どんなスキルが必要なのか知ることができます。

新たな気づきや学びを得ることができますので、非常にオススメです。

そこまで参加費用が高くないものもありますので、積極的に参加してみると良いでしょう。

まとめ

◇市場価値を構成する要素3つ

①技術スキル

②人間性スキル

③業界の生産力

◇自分の市場価値を知る方法とは?

①自己分析を行う

②転職活動をしてみる

◇市場価値を高める方法とは?

①資格を取る

②スキルを身につけられる部署へ異動する

③ヒューマンスキルを身につける

④外部のコミュニティに参加してみる

終身雇用が崩壊しつつある今、同じ会社に居続けることがリスクとなります。

これからは外部から求められる人材が幸せを掴むようになります。

理想のキャリアをイメージし、実現するためにはどうするか考えるようにしましょう。

この記事が少しでもあなたの参考になれば嬉しいです。

キャリア構築に参考になる本

○転職の思考法(マンガ版)

「転職活動における不安や焦りに「答え」をだす」を誰でも読みやすいストーリー形式で説明している。このまま今の会社で良いのかと悩んでいる人はぜひ読んで欲しい1冊。

 

○転職と副業のかけ算

筆者の人生経験を元に自分の市場価値と生涯年収の増やし方について説明している1冊。

理想の生活を手に入れる為にどんなキャリアを積んでいくのが良いのか分かるので、転職を考えている人も転職はまだ考えていないけどなんとなく今の会社に不安を持っている人も一度読んで欲しい。


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