新卒で入社した銀行で鬱寸前になった話 | 辛い環境で働く意味とは

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レオン
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今回はパワハラ上司によって鬱寸前まで追い込まれた経験について話します。

辛い状況から打開するために自分の環境を変え、働くことが楽しくなったことについても触れたいと思いますので、働くのが辛いという人がこの記事を見て、少しでも参考になれば嬉しいです。

新卒で入社した銀行で鬱寸前になった話

就活で第一志望としていた三菱UFJ銀行へ入社

私は第一志望にしていた三菱UFJ銀行から無事内定をもらい、翌年4月に入社をしました。

3ヶ月間の泊まり込みでの研修期間を終え、東京にある支店へ配属となりました。

そこの支店はパワハラが横行していると有名な支店で、短期間で多くの人が辞めていくと言われていましたが、配属当時は上司も周りも優しく接してくださり、特に辛いと思うことはなく仕事に取り組むことができました。

配属してから1ヶ月ほど過ぎた頃、状況が変わってきました。

上司からは目をつけられ、毎朝30分別室で「なんでそんなに仕事ができないの?」「昔からそうなの?」と詰められ続けました。

“自分が悪い”とずっと自分自身を責め続け、だんだんと鬱状態になっていき、土日は実家に帰り引きこもり、ご飯はまともに食べれず、朝昼晩とウイダーゼリーという日々を過ごしていました。

自分が辛い状況のときは不思議と周りも敵と感じてしまい、相談もできない精神状況となり、なかなか打開策が見つからない状況でした。

上司に内緒で異動願いを出す

辛い状況が1年ほど続いた頃、このままでは自分が潰れてしまう!と思った私はあることを決意しました。上司に内緒で異動願いを出すことです。

ちょうどその頃、IT部門への社内応募が始まり、人事面談があったため、上司には内緒で、人事部へIT部門へ異動したい!と強く申し出ました。

実は元々ITへの興味もあり、銀行で営業を数年経験した後、IT部門へのキャリアを望んでいました。

1年少しと年数は浅かったのですが、今の状況と元々の希望もあったので、勇気を持って決断をしました。

運良く社内応募に合格し、IT部門への異動を命ぜられました。

上司は内緒で異動届けを出したことに対して、「裏切り者」「落ちこぼれ」と暴言を吐かれましたが、この辛い状況から抜け出せることと自分がやりたいことをできるという気持ちで何も感じませんでした。

内示がでた1ヶ月後にIT部門へと異動となりました。

IT部門で活躍

IT部門では、2ヶ月の研修期間後、グループ会社の開発部隊へと出向となりました。

銀行でのIT部門はシステム開発のプロジェクト管理や企画部門といった上流工程を担当しますが、若手は、まず開発スキルを身につけてから上流を担当するという方針があり、IT部門へ異動した人は必ずこの出向を経験します。

出向後はプログラミングで銀行の社内システムを担当していました。

出向先では、良い人が多く、全体的に柔らかい雰囲気でとても楽しく仕事をすることができました。

前の支店では仕事のことを思い出すだけで吐き気がしてましたが、異動してからは仕事が楽しくて夢中になるほどでした。

3年ほど開発を担当していましたが、上司に評価してくださり、若手では滅多にないIT部門の全体統括部へ異動を命ぜられました。

そこでは、IT部門全体の企画やグループ会社の管理などの、責任が重くやりがいのある仕事をすることができました。

辛い環境を経験したからこそ言えること

辛い環境と自分が活躍できる環境の二つを経験して学んだことは、誰にでも合う合わない環境があるということです。

「仕事ができない」という一言をよく聞きますが、その人が仕事ができないのではなく、環境があっていないと考える方が正しいです。

どんな人にも活躍できる環境が必ずどこかにあります。

新しい環境に飛び込むというのはすごく勇気がいることです。

ただ、一歩踏み出すことで新しい自分を見つけたり、辛い状況を打開できることもあるのです。

今辛い状況にいる人がいるのであれば、いますぐにでも逃げて下さい。

あなたを望んでいる環境がどこかに必ずあります。

この記事が少しでもあなたの助けになれば嬉しいです。

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