転職活動って在籍しながらだと日々忙しいし、
退職してから活動をしようかなと思ってます。
何かデメリットはありますでしょうか？
毎日忙しくて転職活動なんてできないですよね。その気持ちはすごく分かります。
ただ、退職してしまうと転職が失敗しやすいんです、、、
転職活動を考えている人の中では、現職を辞めてから活動を始めようと考えている人もいるでしょう。
結論から言うと、転職活動は働きながら行う方が良いです。
今回は実体験を元にその理由を説明します。
転職活動は働きながらが良い理由3つ
精神的な余裕が生まれる
最大のメリットは精神的余裕です。
働いていない状態が長く続くと経済面での不安や後ろめたさなどで精神的に余裕がなくなってしまいます。
精神的な余裕がなくなると、内定出たからまあ良いや。と企業のことをよく調べたりもせずに決めてしまいたくなります。
僕の後輩の体験談では、
【後輩Iくんの体験談】
私は働いている環境が嫌でとにかく転職をしたいと思ってました。
転職を繰り返したくなかったので、現職を辞めてから活動を行いましたが、なかなか内定をもらえず、みるみる貯金はなくなっていき、精神的に追い込まれていきました。
ある企業から内定をもらいましたが、その会社の事業内容や雰囲気をよく調べることもせずに「もう決めてしまいたい！」と入社を決意しました。
入社してみると想像していた業務内容とはかけ離れており、長時間労働は当たり前、パワハラ・セクハラが横行する環境でした。。。
私は耐えきれずに 約3ヶ月でその会社を辞めることになりました。
転職に焦りは禁物です。
後輩Iくんのようによく調べもせずに入社を決めてしまうと後悔をする決断となってしまいます。
就活のように転職活動には期限はありません。
基本的に自分のペースでゆっくりと決めていけば良いのです。
面接の評価に関わる
実は転職活動中に働いているか、働いていないかで面接官への印象が異なります。
働きながら活動できているということは、業務に振り回されスケジュールを確保できないような人材ではなく比較的効率的に行動できると印象付けることができます。
逆に現職を辞めている人は、効率的に活動できず、スケジュールをコントロールできない人なのかなと思われてしまう危険性があります。
ただし、ハラスメントを受けていたなどの止むを得ない事情がある場合は面接時にしっかり説明できれば問題はありません。
働きながらスケジュールの確保ができなそうだったからとかゆっくり転職活動をしたかったからなどの理由はマイナスイメージを与えてしまうので厳禁です。
各種手続き（税金、保険・・・）を自分でやらなくてよくなる
退職日から入社日まで空白期間がない場合、
転職による税金、保険、年金の手続きを転職先の企業がやってくれます。
ただし、退職から入社まで期間が空いている場合、以下の手続きを自分で行う必要があります。
退職日から入社日まで期間が空いている場合に自分でやらないといけない手続き
・年金：国民年金への加入
・住民税：自分で支払い
・所得税：時期によっては確定申告が必要
・健康保険：国民健康保険へ加入
上記手続きは非常にめんどくさい作業です。
なるべく、退職→入社までの期間はなくした方が無駄な時間を取られずに済みます。
【例外】精神的に辛い環境にいる場合
ブラック企業だったり、上司や同僚とあわず精神的に病んでしまいそうな環境にいる場合は、すぐに退職することをおすすめします。
精神的に辛い状態だと転職活動どころではなくなるので、まずは精神的な安定を望める環境づくりを目指してください。
法律上では2週間あれば退職できることになっていますので一早く行動するようにしてください。
上記に記載した通り、退職後に経済的にきついと転職活動もうまくいかない場合もあります。
失業手当をもらうこともできますので、まずは定期的にお金が入るように手続きをすることから始めるようにして下さい。
まとめ
転職活動は働きながら行う方が良い理由は以下3つです。
・精神的な余裕が生まれる
・面接の評価に関わる
・めんどくさい手続きをやらなくて済む
転職活動は就活と異なり期間や期限がある訳ではありません。
自分のペースで進めていけば良いのです。
精神的に追い込まれている環境にいる場合を除いては、働きながら転職活動を行うことをおすすめします。
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